GNU/Linux に込められた想い

created: *Date: 2015-07-30*

堀内寛己(ほりうちひろき) x19290@gmail.com

僕自身が最近まで見落していたこと

GNU と Linux は、 もともとひとつだったものが分裂したのものだと思う人がいます。 実際ストールマン自身がフリーソフトウェア界の分裂の危機を十年(そう。 十年では済まない)一日のごとく訴え続けています。

僕自身が今まで意識していなかったことですが、 もともと別個のものだった GNU と Linux を統合したのは他ならぬ Linus の功績です。 だからこそストールマンはその功績を一本のスラッシュと Linux に込めました。 GNU, slash, Linux. この 3 個の単語のうち 2 個は Linus への賛辞です。 本当に、 この一本のスラッシュと Linux の意味は重い。

僕自身、 さっきまでわかったつもりになっていたに過ぎません。 「Linus は 50% も貢献している」という賛辞だ、 その程度の認識しかなかった[1]のですから。 本当は「少くとも 66.7% は貢献している」という意味だったのに。

ストールマンの真意とは

いったいフリーソフトウェア/オープンソースソフトウェア界の何 % の人間が、 その本当の重みつまり「統合 = 単なる協業を超えたもの」への賛辞に気付いているのでしょうか。 ストールマンは今日もあれを、 「それは Linux ではない!」と口を酸っぱくして言っていることでしょう。 彼には「それは Linux ではない! GNU だ!」と言うこともできたはずです。 もちろん彼は間違ってもそんなことはしません。

僕にはストールマンが、 分裂してしまったフリーソフトウェアムーブメントの再統合の願い(それは叶わないでしょう)を、 GNU, slash, Linux. の 3 単語に込めているように思えてなりません。

注釈:

  1. 「Linus は 50% も貢献している」という賛辞だ、 その程度の認識しかなかった

    ^ 以前に草稿を書いた文章にその証拠が残っています

updated: $Date: 2015-12-01$